「西院」の地名の由来は「あの世とこの世の境目」【ちょっと怖い京都観光】

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京のまち
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 京都にある「西院」という地名。

 実は、「三途の川」と深い繋がりがあるのをご存知でしたでしょうか。

 今回は、そんなちょっと怖い京都の観光スポットをこ紹介します!

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「西院」とは

 「西院(さいいん)」は、京都市右京区にある地名です。

 西大路四条付近に、阪急京都線京福線(嵐電)の西院駅があります。

「西院」の地名の由来

あの世とこの世の境目である「賽の河原(三途の川)」が由来

 実は「西院」という地名、昔は「さいいん」ではなく「さい」と呼ばれていました。

 そして、「西院(さい)」という地名は、「賽(さい)の河原」が由来と言われています。

 つまり、冥土(めいど)にある三途の川の河原のことなんです。

 三途の川にある賽の河原。
 親より先に亡くなった子供が石を積む場所。

 「一つ積んでは父のため。二つ積んでは母のため。」と呟きながら。

 有名なお話ですよね。
 平安時代、この辺りから西は魔界と言われ、あの世とこの世の境目とされていたんですね・・・

春日通り(佐井通り)には昔「佐井川」が流れていた

春日通り(佐井通り)の標識
現在は道路になっている

 その昔、今の「春日通り(佐井通り)」には「佐井川」が流れており、近くには子供の亡骸が多くあったそうです。

 「佐井川」がまさしく、「三途の川」のようであったのでしょう。

 今現在は、この辺りは道路となっており、近くには「西院春日神社」があるため、春日通りとも呼ばれているそうです。

近くの高山寺の石標には「西院之河原」と刻まれている

「西院(さい)之河原」と刻まれた石標

 近くにある「高山寺」には、「西院(さい)之河原」と刻まれた石標が立っています。

 昔、そのように呼ばれていたことが、よくわかります。

高山寺
「子安地蔵」が安置されている

 ここ高山寺には、今もたくさんのお墓があります。

 そして、本尊は「子安地蔵」と呼ばれ、子供を救う地蔵として安置されています。

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嵐電の駅名は「西院(さい)」

 京福電気鉄道(嵐電)には今も「西院」と書いて「さい」と呼ぶ駅が存在します。

 同じ表記でも阪急と嵐電で読み方が異なるのは、不思議ですね!

 そんな嵐電は、京都に来れば一度は乗ってみたい路面電車ですが、乗り方が難しかったりします。

 以下で「嵐電の乗り方・降り方」を説明しておりますので、よければご覧ください!

京都には他にも怖い観光スポットがたくさんある

 京都には、まだまだたくさんの「ちょっと怖い観光スポット」があります。

 よければそちらもぜひ、観光してみてください!

西院でおすすめのお店

 西院には、美味しいおすすめのお店もあります!

 観光の際には、ぜひ一度食べてみてください!

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さいごに

 いかがでしたでしょうか。

 ちょっと背筋がゾクっとするような話題でしたね。

 これから夏本番、ちょっと怖い京都観光巡りで、涼しくなってみてはいかがでしょうか笑

 それではっ!

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