「川床」と「納涼床」の違いとは。鴨川でよく見るのはどっち？【京都】

京のまち

2023/3/8 2021/7/2

　今年の夏は「川床（かわどこ）」で涼しくゆったり食事を楽しみたいですね。

　「納涼床（のうりょうゆか）」は何度も訪れており、ここでの食事はもちろん楽しいです。

　ところで、「川床」と「納涼床」何か違いがあるのでしょうか。

「川床（かわどこ）」と「納涼床（のうりょうゆか）」

　川床（かわどこ）はその名の通り、川のすぐ上に床が敷かれているもののことで、そこで食事などをすることができます。

　貴船や高雄にある川床が有名で、夏には数多くの人が訪れます。

　この川床、風情があって夏に訪れたいオススメの場所です！
　ただ、貴船や高雄は京都市の中心地からめっちゃ遠い・・・

　よく考えると、遠いからこそ、この風景を楽しめるんですよね。

　納涼床（のうりょうゆか）は、鴨川沿いに並んでいる風景が有名で、高床で建物から床が続いているもののことです。

　よく「ゆか」と呼ばれます。

　こちらは鴨川沿いなので、アクセスしやすく、買い物の後にふらっと寄ることもできます！

　京都の人や店員さんの中には、呼び方の区別を大切にしている方もおられるため、予約をする際は、ぜひ「ゆか」を予約したいと伝えてください。

　その地域の「習わし」を知ってもらっていると嬉しいものですよね。

　この夏は、貴船にある川床に行きたい！！

　涼しく、おしゃれに、風情を感じながら美味しいご飯をいただく。
　まさに理想です！笑

　車、タクシー、京都バスで向かうのがオススメの交通手段です。

　貴船に宿を取って、自分の車で他のスポットを回りながら旅行をするのも楽しそうです！

　ところで、貴船って「きぶね」？「きふね」？

　実は、地名「きぶね」と読みます。

　貴船にある有名な神社「貴船神社」は「きふねじんじゃ」って読むんですけどね笑

　川床を楽しみに貴船に訪れた際は、ぜひ「貴船神社」にも立ち寄ってみてください！

　「ハート型の窓がある和室」や「水占」などがあり、楽しめること間違いなし！

　いかがでしたでしょうか。

　「川床」と「納涼床」の違い、少しでも参考になれば幸いです。

　貴船の読み方に違いがある一方で、通り名の「壬生川通」を「壬生通」と呼ぶなど、同じことをいろんな呼び方をするパターンもあります笑

　京都の「習わし」だと思って、楽しんでください！

　京都でふらっと「納涼床」を訪れたことがある人は、次はぜひ「川床」へ！！

　それではっ！