賃貸を借りる時の初期費用、実は、払わなくてもいい項目があるって知ってましたか？
簡単に値下げに繋がるポイントも併せて、ご紹介します！
【ポイント１】見積もりの項目を精査する
不要な項目を削除する
【不要な項目】
※これらは基本的に不要なので、項目から外してもらいましょう。（言えば、外すことができます。）
・除菌消臭
・害虫駆除
・光触媒コーティング
・安心入居サポート（大手ハウスメーカーなどが管理者の場合は、必ず入らなければならないことも）
実は、これらの項目は、こちらが言えば外してもらえるものなんです！
不要にできる項目があること自体、あまり知らないですよね。
居酒屋のお通しなんかも断ることができるの、最初知りませんでした笑
除菌消臭
除菌消臭は、市販の消臭スプレーなどを部屋に撒いているだけのことが多いです。
これならば、自分で買ってきて、スプレーを撒いたほうが安く済みますよね。
害虫駆除
害虫駆除も、これまた市販のスプレー等を撒いているだけなんです。
しっかりと駆除をしたい場合は、大家や管理会社に許可を取って、自分で専門業者を呼びましょう。
光触媒コーティング
「汚れを落としやすくなる」などと謳われていますが、実際に行っている業者はあまりいません。
外壁タイルで、太陽光と雨水によって自浄作用があるものはよく耳にします。内装においても、そのようなものだと思います。
ただ、賃貸でそこまでする必要もないと思いますので、外してもらいましょう。
安心入居サポート
これは、入っても特にメリットがないことが多いです。
できれば外してもらいたい項目です。
しかし、大手ハウスメーカーが管理者の場合で、入らないと借りられない時がありました。
その場合は、仕方ないですので、加入することになります。
適正な値段が確認する（仲介手数料・ハウスクリーニングなど）
【適正な値段が確認する項目】
※これらは、割高な値段になりやすいので、適正な値段にしてもらいましょう。
・仲介手数料
・ハウスクリーニング代
・鍵交換代
仲介手数料
仲介手数料は「賃料の０.５５ヶ月分以内（消費税等相当額を含む）」と、宅地建物取引業法４６条等で決められています。
さらに実は、不動産業者は、大家からも仲介手数料をもらっています。
なので、大家から０.５５ヶ月分、入居者から０.５５ヶ月分もらうのが適正な手数料だと言えます。
ただし、気をつけたいポイントは、「入居者の承諾があれば、０.５５ヶ月分以上を受け取れる」という点です。
必ず０.５５ヶ月分以内の仲介手数料にしてもらいましょう。
ハウスクリーニング代
ハウスクリーニング代は、入居時か退去時のどちらか片方だけ支払うのが基本です。
もう片方は、前や次の入居者が支払います。
ここも注意するポイントです。
鍵交換代
鍵の交換代は、貸す側（大家）が支払うのが妥当です。
これは、国交省のガイドラインに記載があります。
しかし、あくまで「妥当」と書かれているだけなので、あまり強気に交渉はできないです。
できれば、くらいで交渉してみましょう。
【ポイント２】同じ条件の見積もり比較で価格競争させる
初期費用を抑えるには、見積もり比較は必須です！
ポイント１で精査して、同じ内容の見積書を２社以上からもらいましょう。
なんと、比較するだけで、仲介手数料が安くなることが多いです！
複数の見積もりを入手したら、金額の高い不動産業者に、安い見積書を見せて、交渉します。
これを繰り返して、最安値の不動産業者で契約すると費用を抑えることができます！
かなり面倒ですが、これをするだけで簡単に安くなるので、絶対におすすめです！
【ポイント３】家賃や敷金礼金の値下げは大家が判断するもの
家賃や敷金礼金の値下げを頼むと、その場で不動産業者ができないと判断することがあります。
でも実は、これは交渉できる項目です！
なぜなら、家賃や敷金礼金の値下げの判断は、大家がするものだからです。
値下げの可否は、大家（または管理者）に判断してもらうように頼みましょう。
ただし、値下げを頼むのは最後にしましょう。
「値下げをしてくれたら借りる」くらいで交渉をしないと、成立しにくいからです。
実際に、その場で連絡をしてもらい、礼金が数万円下がったことがあります。
ぜひ、試してみてください！
【参考】物件がその不動産業者でしか借りられない場合がある
参考までに注意点です。
基本的に賃貸物件は、いろんな不動産業者で取り扱っています。
しかし、稀にその不動産業者でしか借りられない賃貸物件があります。
その賃貸を借りたい場合は、交渉しにくいこともあるので、注意が必要です。
どちらにしても、チャレンジはしてみていいと思います！笑
さいごに
いかがでしたでしょうか。
最初にお伝えした、除菌消臭や害虫駆除のスプレーの散布って、割高な費用を請求したうえ、何もしていない業者もいるそうです。
スプレーの在庫が溜まって、爆発事故が起きたなんてこともあるそうですよ。
専門知識は難しいですが、YouTubeやネット記事などの情報を活かして、できるだけ調べておくと費用を抑えられますよ！
それではっ！
コメント