京都市には11の行政区あり、北区、上京区、中京区など位置する場所にちなんだ名前が付けられています。
しかし、初めて京都に訪れて困惑するのは、北を上側として地図を見た時、左側に右京区があり、右側に左京区があるところ。
ややこしい。
なぜこのような配置になったのでしょうか。
結論
地図でなく、天皇から見て左側(東)が左京区、右側(西)が右京区となっているから。
簡単に解説
簡単に解説する前に、まずは、左京区と右京区の位置を確認してみましょう。
左京区
右京区
確かにどっちがどっちだか、わかりづらい。
間違えてしまいそうです。
でも、なぜこのような配置になっているのか、理由がわかると自然と判断できます。
その昔、京都御所に居た天皇は南向きで座っておりました。
天皇は言いました。
「わしから見て左側が左京区、右側が右京区で良いな。」
こうして、現在の配置になりましたとさ。めでたし、めでたし。
大体こんな感じです笑
・・・実際に天皇が言ったかどうかはわかりませんが、北を背に南を向いて政治をする天皇を基準としていたようです。
京都御所で「左近(さこん)の桜、右近(うこん)の橘」も共通の考え方であることを発見!
京都御所でも共通の考え方があります。
それは、庭に植えられている桜と橘で、天皇から見て左側(東)に桜、右側(西)に橘があり、「左近の桜、右近の橘」と名付けられています。
実は、この写真を撮影していた時に、たまたま通りがかったガイドさんもそう説明されてたのを聞いたんですけどね(笑
さいごに
いかがでしたでしょうか。
天皇の目線が基準っておもしろいですよね。
左京区と右京区は、面積がめちゃめちゃ広く、私はよく行くエリアしか行ったことがないです。
新たな発見を見つけに、ドライブするのも楽しそうですね!
それではっ!
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