スマホやSNS、VRと言った新しいものも、今や誰もが普通に知っている常識となりました。
このようにこれからの新常識となり、私たちの生活に直結するNFT「Non-Fungible Token(非代替性トークン)」とは何なのでしょうか。
ゲームをプレイしてやっと入手したレアアイテムが現金として売れる時代が来る。
そんなNFTについて、少し考えてみました。
NFT「Non-Fungible Token(非代替性トークン)」とは
NFTは「Non-Fungible Token(非代替性トークン)」の略です。
何の略か見たところで、よくわかりませんね笑
大雑把に説明すると、「デジタルデータに所有権を与えることができる」と言うことです。
デジタルデータに所有権があると、今までとどう違うのか
デジタルデータに所有権?
これまでデジタルデータが誰のものか、誰がオリジナルのデータを持っているのかわからないことが大半でした。
例えば、デジカメで撮った写真があって、そのデータをインターネットにアップしたとします。
すると、画像は誰でも簡単にコピーできてしまうので、誰の画像データがオリジナルなのか証明ができませんでした。
そこで、そのオリジナルのデータに所有権があれば、そのデータが誰のものであるか、どのように取引されてきたのかわかるため、そのデータに価値が生まれるわけです。
もっと具体的に説明すると、今あなたが住んでいる「その家」は誰のものでしょうか?
「服」は?「家具」は?
それらが自分のものであることは、どうやって確認しますか?
確認するためには、「証明書」や「販売履歴(販売店のデータやレシート等)」などでわかると思います。
NFTはそのデジタルデータ版のことなんです。
これからどのように変化するのか
デジタルアートに値段が付く
絵画やオブジェクトのアート作品だけでなく、デジタルアートもオリジナルのものがわかるため、値段が付きます。
実際にデジタルアートに何億円もの値段が付いて、取引されているようです。
ゲームで稼ぐ・ダウンロード版の売買
ゲームをプレイして、稼ぐこともできてしまいます。
何時間も費やして入手した激レアアイテム。
今まではゲームに飽きてしまったら、それで終わりでした。
しかし、これからは、レアアイテムを売買して、実際の現金にしてしまうことが可能です。
マイクラで作った本物そっくりのディズニーランドのデータなんていくらになるのでしょうか。
さらに、売買できないからと頑なにパッケージ版のゲームソフトを買ってきた私。
ダウンロード版でも中古(中古にはならないのかな?)のように売買できれば、ディスクの入れ替えや収納スペースも不要となり、とてもありがたいですね!
所有権のあるデジタルデータの入手可能数量を決めることもできる
所有権があると、デジタルデータの数量限定販売!も可能になってきます。
100人だけが聴くことのできる曲を作ったり、その人専用のアイコンやアバターを販売したり。
実際に、1万個限定で、全て顔の違うアイコンがバカ売れしているとか。
NFTの今後の課題
NFTにはこのような課題が出てくる(既に出ている)のではないかと思います。
ただ、これらの課題を解決できる日が来るのも時間の問題ではないでしょうか。
- NFTを売買するマーケットがまだそこまで整備されていない
- 暗号資産のイーサリアムでの取引が主流で、円やドルでの取引が少ない
- 手数料が高い
- 税金がどのようにかかるのか
- 売買するのに、今後「業許可」のようなものができるのか
- 運営によって価格が乱高下 etc…
さいごに
NFTは、すぐに身近な当たり前のものになっていくと思います。
10年前にはよくわからなかったSNSも今では常識ですからね。
誰もが気軽にデジタルデータを売買する時代はすぐそこと言うことですね!
この先、子供の将来の夢は「勇者」でモンスターからレアアイテムをゲットすること!なんてことになったりして笑
それではっ!
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